日本人は時間にルーズ

日本人は時間にルーズ

日本人は時間にルーズだと海外の友人は言っていました。まさか、そんなわけはないわ、と反論したのですが、友人の言いたいことは別にあったようです。

始まりの時間にはとても厳しいのですが、終わりの時間には世界で一番ルーズだと。なるほど、言われてみればそのとおりです。終わりの時間はあってないようなものです。

時間がきちんと守られているところなんて、学校の授業ぐらいではないでしょうか。

多くの企業で働くサラリーマンやOLは、こう思っているはずです。「今日も実のない会議かあ」と。話の花だけ咲いて実はならない。こんな会議が好きな人がいるのです。

なぜかそれが、人の上に立つ人であることが多いのです。なぜなんでしょうね。やはり出世するには人目を気にしない、空気を読まないというところも必要なのでしょう。

そんな上司に振り回されて、開始時間だけにやたら厳しい会議が始まるのです。

私の担当している取引先がまさにそれで、よく会議をするのですが終わりの時間がまったく読めません。急用のときは本当に困ってしまいます。担当者もよく愚痴っています。

せめて1時間とか2時間とか決めてくれれば、その後の仕事の流れも都合がつけられるのにと。正論です。なぜこの正論が通じないのか、それが不思議です。

もうひとつ不思議なのが、なぜ「そうしてくれ」と言わないのか。上司に言うぐらいも出来ない会社にいて楽しいか?と思ってしまいます。

大きな企業になればなるほど、上司には逆らえないものなのでしょう。それは失うものが大きいからです。上司に逆らって首になれば、せっかくの大企業での雇用を失います。

みんなが喉から手が出るほど欲しい椅子ですからね。それを失うことは、人生にも大きな影響を与えます。それを考えれば、終わりの時間などと言っていられません。

小さな企業は、それがあまりないような気がします。ワンマン社長、というところは別でしょうが。

私はよく上司に物申すので、人によっては最初は邪険に扱われました。でもそのうち、言いたいことを言っていればなんとなく仲良くなれるものなのです。

上司も部下と仲良くなりたいでしょう。気まずくなるよりは絶対そのほうがいいですもんね。そういう人間としての心理もうまく利用すべきだと思うのです。

ひとまず日本人の終わりへのルーズさは、なんとかなってほしいものですね。

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堅いにも程がある

取り寄せてみようか、やめておいた方が良いか、とても悩んでいます。

ふんわりと柔らかいパンもすごく美味しいけれど、それより私が好きなのは噛みごたえがあるパン。口に入れた途端に口いっぱいに甘さやら風味やらが広がり、瞬く間に溶けていく…。そんなパンに幸せを感じることも多々あります。

でもそれより、噛めば噛むほど味が出るパンが好き。噛みしめるほど深くなっていく味わいには、幸せと一緒に安らぎを感じます。素材をよく味わうには、しっかり噛める堅めのパンが良い。とは言っても、ただ堅いだけでは嫌。堅いにも程っていうものがあります。

取り寄せるかやめるか私を悩ませるパンは「軍隊かたパン」と言う名前。本来は「かたパン」も漢字表記なのですが、ちょっと難しい漢字なので平仮名にしてみました。名前の堅さからも、パンがいかに堅いものか想像できると思っていました。

ところが、その堅さと言ったら私の想像を遥かに超えているようです。何といっても、食べるにはカナヅチが必要だというのですから。

見た目はパンというより、ビスケットのような印象。自分は歯が丈夫だからといってそのまま噛もうとすると…噛めない。どれだけアゴに力を入れようと、どれだけ歯を立てようと、全くビクともしない。ガリッとパンを噛むはずが、ガリッと自分の歯が欠けてしまいそうなほど。

それでも諦めずにかみ続けていれば、やがては水分を含んで少しずつ柔らかくなってくるようです。その頃には、アゴもすっかり疲れきってしまっていそうですね。私は堅いパンを食べた後に残る、アゴのわずかな疲労感も嫌じゃありません。「食べた!」そして「噛んだ!」という気持ちになれて、嫌いどころか好きな方です。だけど「軍隊かたパン」を噛んだ後の疲労感は、わずかなものでは済まされることはなさそうです。

そんなに堅いパンを、どうやって食べるのか?そこで、カナヅチの出番。「カナヅチなどで少しずつ割って、噛まずに頬張る」んだそうです。噛んで食べるのではなく、頬張るものなのですね。

尋常な堅さじゃないことは、よくわかりました。肝心な味はと言うと、やっぱり堅パン。噛めば噛むほど味が出てくるんだそうですよ。黒ごまの風味が懐かしく、甘さは控えめといいます。「軍隊」と名にあるだけに、甘いものを食べない男性にも好まれそうですね。